少額投資は無意味?意味ない派と意味ある派の3つの主張

株式投資

少額投資が気になる人「投資に興味があるんだけど、少額投資は無意味なのかなぁ。投資初心者だし、いきなり大金を突っ込むのは怖い。投資経験者の意見を聞きたい。」

こういった要望に答えます。

本記事の内容

  1. 少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味はない派
    1-1. 儲けが少なすぎる
    1-2. 経験を積めるといっても少額だと経験値も溜まらない
    1-3. 少額投資よりも、自己投資すべき
  2. 少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味がある派
    2-1. 少額のうちに正しい投資先を見つけられる
    2-2. 少額のうちに値動きの変動に慣れる
    2-3. 少額のうちに〇〇ショックを経験できる
  3. 少額投資は無意味?意味ない派と意味ある派の3つの主張【まとめ】

こんにちは、カズです。
22歳から資産運用を始め、10年以上投資してます。
現在の投資額は約1,500万ほど。

この記事では

  • 少額からの資産運用に意味はない派
  • 少額からの資産運用に意味はある派

の意見をまとめました。

さくっと3分で読めます。

少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味はない派

少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味はない派
少額の資産運用は意味がない派の意見がこちら。

  • 儲けが少なすぎる
  • 経験を積めるといっても少額だと経験値も溜まらない
  • 少額投資よりも、自己投資すべき

上記のとおり。

順に解説します。

儲けが少なすぎる

少額投資しても、人生は変わりません。
最近だと100円から投資ができるとか、3,000円から株が買えるといったサービスがありますよね。

でも100円とか3,000円レベルの投資だと、ぶっちゃけ儲かりません。

年利5%/期間20年の運用例

  • 毎月100円を20年間運用した場合 → 17,103円のリターン
  • 毎月3,000円を20年間運用した場合 → 513,101円のリターン
  • 毎月5,000円を20年間運用した場合 → 855,168円のリターン

毎年5%の運用益を出そうと思ったら、それなりにリスクを取って投資する必要があります。

仮に毎月5,000円を20年投資したとしても、たったの85万円の儲け

安い車1台買うのも厳しいレベル、、、

20年は思っているより長い

毎月1万円投資して20年後に171万円の儲けられるならお得、と思うかもですが、20年は長いですよ。

  • 20歳なら、40歳
  • 30歳なら、50歳

僕は20年後の生活が想像できません。
それくらい長い年月なので、少額投資は基本的に儲けが少なすぎです。

月30万円投資できる人は、、、

20年間年利5%で運用できるとリターンは5,131万円

毎月の入金力が大きいと人生が変わります。

経験を積めるといっても少額だと経験値も溜まらない

「少額投資は意味ある派」の意見で、「資産運用の経験値を積めるからやるべき」との主張があります。

しかし、反論として「少額だと経験値すら溜まらないので無意味」との意見もちらほら。

安全な資産運用をしていても毎日1%くらい株価が動くことはよくあります。
その場合の値動きを見てみましょう。

例えば3年積立/1%の変動率なら

  • 毎月100円を3年間運用/1%の変動率 → 36円の値動き
  • 毎月3,000円を3年間運用/1%の変動率 → 1,080円の値動き
  • 毎月5,000円を3年間運用/1%の変動率 → 1,800円の値動き

どうですか?

「緊張感がある値動きだな」と感じたならOK。
少しビビるくらいでなければ経験値は上がりません。
  • 失ったらショックだからこそ、本気になれる
  • 本気になれるからこそ、経験値があがる

サイヤ人は死にかけて死の淵から蘇るたびにパワーアップします。

サイヤ人

生きるか死ぬかのレベルまで攻めなくてもいいですが、少しの緊張感は必要です。

少額投資よりも、自己投資すべき

日々生活費を削って、少額を投資するくらいならやらない方がマシ。

そんなことよりも自分に投資したほうがいい、という考え方です。

  • 本を買う
  • セミナーに参加してみる
  • 資格を取る
  • 旅をする

例えば上記のとおり。

将来を心配して節約して、投資をして、儲けたり損したりを気にして、、、気づいたら年寄りになっていた。

そんなことになる前に自分磨きをしようよ。

若さは最強の武器です

若いほうが感受性が豊か。
同じ経験でも若いころのほうが良い刺激を受けるし、行動力もある。

若ければ失敗してもやり直せる可能性が高いし、チャンスがあります。

だから株なんかに投資するよりも、自分に投資して色んな知識を身につけて稼げるようになったほうがいい。

そういった意見もありますね。

少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味がある派

少額投資は無意味?少額からの資産運用に意味がある派
次は、「少額の資産運用には意味がある派」の意見です。
かんたんにまとめると『少額でも経験値あがるからやるべき』という主張です。

  • 少額のうちに正しい投資先を見つけられる
  • 少額のうちに値動きの変動に慣れる
  • 少額のうちに〇〇ショックを経験できる

少額のうちに正しい投資先を見つけられる

『投資』といっても選択肢はいっぱい。
どこに投資するか迷いますよね。

投資初心者は知識がなく間違った投資先を選んでしまいがち。

例えば僕は証券会社の人気ファンドランキングで上位だったファンドを買って失敗しました。

「人気がある = 儲かる投資先」ではないんですよね。
つい、うっかり人気に飛び乗ってしまった笑

僕の失敗談に興味がある人は銀行で投資信託を買うのはやめたほうがいい理由【初心者向けに解説】をどうぞ。

失敗しないのが一番だけど、人は失敗しないと学ばないことが多いです。

失敗して、痛みをして、そして学ぶのです。
なら傷は浅いほうがいいですよね。

少額のうちに値動きの変動に慣れる

運用資金が1,000万円を超えると1%の値動きでも10万円動きます。
2,000万円なら20万円。

毎日、月収の手取りくらい値動きがあるので感覚がマヒします。

  • 今日一日で給料1カ月分儲かった。もう働かなくていいんじゃね?
  • 今日一日で給料1カ月分損した。1カ月タダ働き…
毎日、昼食代は数百円で悩むのに、株の値動きは数十万円。

これだと株価が気になりすぎて本業に支障が出ます。

そうなる前に、まずは少額投資で株価の値動きになることが大切です。

少額のうちに〇〇ショックを経験する

10年、20年と投資を続けると、必ず「〇〇ショック」に巻き込まれます。
最近だと、2008年のリーマンショックとか2020年のコロナショックとかですね。

〇〇ショックを投資しながら経験するのはめちゃくちゃ勉強になります。

資金が大きくなりすぎてから経験すると、あまりのショックで退場(投資の世界から去る)ことにもなりかねません。

だから少額のうちに〇〇ショックを経験するのが大事なんです。

少額投資は無意味?意味ない派と意味ある派の3つの主張【まとめ】

少額投資は無意味?意味ない派と意味ある派の3つの主張【まとめ】
少額投資は無意味なのか?という議論について意見をまとめました。

少額投資は意味ない派の意見

  • 儲けが少なすぎる
  • 経験を積めるといっても少額だと経験値も溜まらない
  • 少額投資よりも、自己投資すべき

少額投資は意味がある派の意見

  • 少額のうちに正しい投資先を見つけられる
  • 少額のうちに値動きの変動に慣れる
  • 少額のうちに〇〇ショックを経験できる

どちらの意見も正しいと思います。

僕の意見としては『少額投資は意味がある派』

以下は「若いうちにやっておけばよかった」熟年夫婦が後悔していることランキングです。

資産が少ないうちから投資経験を積んでおくこと

それが、後悔せずに人生を送る方法です。

「お金を増やす力」、「お金を守る力」は短期間では身に付きません。
色んな実戦経験を積みながら鍛えていくしかないのです。

時間をかけてじっくり育てた「お金を増やす力」、「お金を守る力」は目に見えない貴重な財産です。

誰だって最初は初心者です。
少しずつでも良いので、まずは始めることが大切ですよ。

投資は早く始めれば始めるほど複利の効果が得られ、大きなリターンが望めます。
40代より30代、30代より20代。

早く始めた人ほど有利です。

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