【比較】日本株とアメリカ株の実績【どっちに投資すべき】

株式投資

投資に興味がある人「日本株とアメリカ株、どちらに投資した方がいいのかな?過去の実績を知りたいな」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • おすすめはアメリカ株です【結論】
  • 日経平均株価の実績【過去40年】
  • アメリカ株の実績【過去40年】
  • アメリカ株投資は山登りと同じです【まとめ】

おすすめはアメリカ株です【結論】

ひらめいた女性
ズバリ、結論なんですが、おすすめはアメリカ株です。

投資の神様と言われているウォーレン・バフェットが言いました。

現金の90%をS&P500インデックスファンドに投資した方が良い

S&P500はNYダウと並ぶ代表的なアメリカの株価指数で、構成銘柄数が500銘柄と対象が広いため分散投資に適しています。

彼はアメリカ第3位の大富豪で資産は推定883億ドル(約9兆9800億円)。
株の運用成績は、複利計算で年率約21%のリターンを約50年間出し続けました。

そんなバフェットの言葉を裏付けるように、S&P500と日経平均を比較した場合
圧倒的にS&P500のパフォーマンスが良いんです。
簡単にいうと儲けやすい。

実際にデータを見て比較していきます。

日経平均株価の実績【過去40年】

着物を着た女性
まずは日経平均のデータです。
日経平均株価の推移
日経平均株価推移(数値)
【出典】世界経済のネタ帳

日経平均は上がったり下がったりで安定しない

チャート見るとわかりますが、日経平均は上がったり下がったりしてます。

1989年はバブルの絶頂で最高値38,915円を付けたのをピークに暴落に転じ、
わずか9か月あまりの間に半値近い水準にまで暴落しています。

資産の半分を失うって恐ろしすぎますよね。

その後、株価は上昇と下落を繰り返して行ったり来たりしています。

日経平均株価はバブル崩壊後、だいたい1万4000円から2万3000円の間を
行ったり来たりする「ボックス圏」をさまよい続けています。

伝えたいポイントは

日経平均は安定しない

ということです。

では、次はアメリカ株をみていきます。

アメリカ株の実績

自由の女神

アメリカ株の実績はNYダウ(ニューヨークダウ)を参考にします。
NYダウとは、ニューヨーク証券取引所に上場する国際的な優良銘柄30社で構成される株価指数です。
アメリカ株の推移
アメリカ株のデータ
【出典】世界経済のネタ帳

アメリカ株は右肩上がり

基本的にアメリカ株は右肩上がりです。
注目すべき点は、暴落からの復帰の早さです。

アメリカ株も日本株と同じように、ITバブル崩壊(2000年)やリーマンショック(2008年)
により大きく下落する時期があります。

表には表れていませんが、987年10月19日に香港を発端に起こった世界的株価大暴落、「ブラックマンデー」と呼ばれる日の1日の下落率22.6%でした。
100万円投資していたら、1日で22万円損することになります。
恐ろしすぎますね。。。

でもそれは一時の出来事です。
その後、株価は元に戻るどころか、ぐんぐんと上昇し続けています。

伝えたいポイントは

長い目でみてアメリカ株はずっと上昇している

ということです。

ここで大切なのは「どこで買っていても儲かっていた」ということ。

年間の平均利回りは7%とも言われ、高いリターンが期待できます。

アメリカ株投資は山登りと同じです【まとめ】

Mountain climbing
長い目でみると、アメリカ株投資は山登りと同じです。

山登りは山頂を目指します。
登りやすくて平坦な道もあれば、急こう配で険しい道もあります。
時には、一旦下り道を歩かないと山頂に辿り着けない道もあるかもしれません。

けれど、登るのを諦めずに少しずつでも登って行くと、いつか山頂に辿り着けます。

アメリカ株投資も同じです。
好調な時もあれば、暴落で株価が急に下がる時もあります。

暴落の時はあまりのショックと不安で、つい売ってしまいそうになりますが、
そこをぐっと耐えて、持ち続けてください。

暴落の時は死んだふりをする

暴落の時は「死んだふり戦法」を取ります。
「死んだふり戦法」とは、自分の証券会社のマイページにログインして
損失額(下落率)を確認しない事です。

見ると、ショックで頭から離れなくなります。
弱気になります。
そこで負けて売ってしまうと、損が確定しています。

含み損は損ではない

耐えて、耐えて、耐え続けていると、いつか好転し、含み損が解消されるはずです。
だから、死んだぶり(忘れたふり)して、気にしない事です。

もっと言うと毎月定額の積立設定をしていると、ログインせずに株を買えます。
また、株価が下落している時に買うと割安価格で購入できるのでお得です。

死んだふり戦法は個別株では通用しない

死んだふり戦法は個別株の投資では通用しない事が多々あります。
チャートからもわかるように、アメリカ株は暴落しても比較的、株価の戻りが速く
その後も伸びていく傾向にあります。

しかし、個別株の場合は要注意です。
例えば、会社が不祥事を起こして暴落した場合、いつまで経っても株価が戻らない場合があります。
場合によっては倒産し、株が紙きれになることだってあります。

長期的に見て、右肩上がりで上昇するアメリカ株だから通用する方法だと覚えておいてください。

アメリカ株に投資して、あなたの資産がチャートのように増えていく事を祈っています。

ご覧いただき、ありがとうございました。