年収と幸せの相関関係は?人生の幸福度を上げる方法を解説【必見】

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こんにちは、カズです。

幸せな人生を送りたい

みなさん、こう思って生きていますよね。
僕も思っています。

でも「幸せな人生」って何でしょうか?

  • 出世して社会的地位を得ること?
  • 大切な家族や良き友人に恵まれること?
  • 大好きな趣味に没頭できること?

しあわせの定義は人それぞれです。
正解はありません。

しかし、ある程度『お金』があった方が人生の幸福度を上がるという調査結果があります。

この記事では年収をテーマに人生の幸せについて考えてみたいと思います。

本記事の内容

  1. 年収と幸せの相関関係は?人生の幸福度を上げる方法を解説
    1-1. 年収と幸せの相関関係
    1-2. 給料1万円アップは嬉しいか?
    1-3. 年収800万円はムリゲーな話
    1-4. 世帯年収300万円でも50%は幸せ
    1-5. 人間は非地位財が高まると幸せを感じる
  2. 年収1000万世帯 VS 年収300万世帯【年収と幸せの相関関係】
    2-1. 【比較】ゆとりを感じる理由
    2-2. 【実践編】人生の幸福度を高めるための行動
    2-3. 幸福は伝染する

年収と幸せの相関関係は?人生の幸福度を上げる方法を解説

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人生の幸福度を上げたいならまずは年収を増やすべきです。

年収と幸せの相関関係

収入と幸福度は比例するが、年収7万5000ドル(約800万円)で幸福度はほぼ頭打ちになる

これはノーベル経済学賞受賞者である米プリンストン大学の心理学者ダニエル・カーネマン名誉教授の研究結果です。

ちなみに年収800万円というのは1人あたりの年収でして、夫婦の場合は世帯年収が1600万円を超えると幸福度が頭打ちになります。

グラフにするとこんなかんじ。

幸福

ご覧のように800万円までは年収に比例して幸福度が上がりますが、それ以上年収が上がっても幸福度は高くなりません。

その理由を解説します。

炎天下で飲む一杯目のビールの法則

お酒が好きなひとなら分かると思うんですが、真夏の炎天下で喉がカラカラに渇いているときに飲む生ビールって最高ですよね。

でも本当に美味しいのは一杯目だけで、2杯目、3杯目と飲み続けていくうちに美味しさが薄れてしまいます。

お酒があまり好きじゃないってひとは脂がのった高級牛肉を想像してみてください。

最初は美味しいのに、だんだんと慣れて幸せを感じにくくなる

これが「炎天下で飲む一杯目のビールの法則」です。

経済学の用語でかっこ良くいうと『限界効用逓減(ていげん)の法則』といいます。

これをお金に置き換えて考えてみます。

給料1万円アップは嬉しいか?

来月から給料1万円アップしてあげるね。

こんなこと言われたら嬉しいですよね。

では以下の2人だったらどちらが幸せでしょうか?

  • Aさん:月給10万円の人が来月から1万円アップ
  • Bさん:月給100万円の人が来月から1万円アップ

この場合はAさんですね。

Aさんは月給10万円→月給11万円に上がってめちゃくちゃ嬉しいです。

でもBさんは月給100万円→月給101万円になっても、ほぼ何も感じないですよね。

このようにある一定額までお金が増えると幸せを感じにくくなる。

このラインが年収7万5000ドル(約800万円)です。

年収800万円はムリゲーな話

とはいえ、普通に働いている人で年収800万円稼いでる人はほどんどいません。
「平成30年分民間給料実態統計調査」に基づく給与の分布図は以下のようになっています。

年収

上記の資料によると年収800万円以上は上位約14%です。
たいていの人は年収800万円に届きません。

じゃあ年収800万円未満の人は不幸なんでしょうか?

世帯年収300万円でも50%は幸せ

ビジネス誌「プレジデント」のアンケート調査によると、世帯年収300万円でも50%は幸せを感じていることが分かりました。
年収300万円

幸せを感じる理由は以下のとおり。
happy

上記の理由のうち、幸せのタイプは2種類に分けることができます。

地位財

周囲との比較で満足を得るもの。
例)収入、社会的地位、家や車などの所有物など。

非地位財

他人との比較なしで満足を得るもの。
例)愛情、人間関係、いきがい、健康など。

人間は非地位財が高まると幸せを感じる

あらためて上記の理由を確認すると、人は【愛情、人間関係、いきがい、健康など】の非地位財に幸せを感じていることが分かります。

つまり人間の幸福度を上げるには非地位財を高めたらいいのです。

え?

この記事の冒頭で『人生の幸福度を上げるには年収を増やすべき』って言ってたやん。
矛盾してる!って思ったはず。

いえいえ、そうではありません。

人は非地位財が高まると幸せを感じます。
だから【愛情、人間関係、いきがい、健康など】を充実させるために年収を増やして幸福度を上げるんです。

つまり「年収を増やす行為」は自分が幸せになるための過程であり道具ってことです。

一生生活に困らないほど稼いだ人でも働き続けてたりしてますよね。
やっぱり【人間関係、いきがい、健康など】を求めているのだと思います。

年収1000万世帯 VS 年収300万世帯【年収と幸せの相関関係】

比較
年収1000万世帯と年収300万世帯の生活のゆとりについて考えてみます。

【比較】ゆとりを感じる理由

比較したデータがこちら。
年収

当然と言えば当然ですが、年収1000万世帯の方が生活にゆとりがあると感じているようです。

ではゆとりが感じられる理由はなんでしょうか?
その理由がこちら。
300万円
1000万

やはり年収1000万世帯の方が金銭的余裕があるのでお金に関する悩みは少なそうです。

ただそれだけではなく生活にゆとりがあるおかげで夫婦円満だったり子どもに充実した教育環境と整えたりすることが出来ています。

僕の考える人生が幸福になる流れはこうです。

  1. お金の悩みから解放される
  2. 生活にゆとりが生まれる
  3. 夫婦円満になるなど人間関係も良くなる
  4. ストレスが減り健康的になる
  5. 人生の幸福度が上がる

このお金の悩みから解放されるってのが重要でして、人はお金のことを考えすぎると不幸になります。

お金がないと今月の家賃や趣味のレッスン代、今晩の食費など常に考えつづけていなければならず、お金に縛られた状態になります。それが幸福度が下げるのです。

【実践編】人生の幸福度を高めるための行動

とはいえ、偉そうなこと言っておきながら僕自身まだ年収800万円に届いておらず、お金の悩みから解放されていません。

本業だけでは年収800万円に届くのに日が暮れてしまうので、いくつかを組み合わせて年収800万円を目指そうと思います。

具体的には以下のような感じです。

  • 本業の収入
  • 株式投資による収入
  • 副業

1つだけでは無理でも複数組み合わせることで達成することが可能です。
すでに行動は始めています。

今はまだ芽が出てなくて無理だけど、種まきしておけば数年後に綺麗な花が咲くと信じて努力し続けます。

幸せな人生を送りたい

そう思うなら行動して幸せを掴むべきです。

幸福は伝染する

最近思うことがあります。

人の幸福は他人に伝染します。

リンゴはエチレンガスという「成長ホルモン」によってバナナやキウイの成熟を促します。

一方では「老化ホルモン」とも言われ野菜や果物を腐らすなど悪影響を及ぼすこともあります。

良くも悪くも他のモノに影響を与えてしまうのです。

それは人間も同じです。

ネガティブな人と一緒にいればその思考があなたに影響を与えます。
ポジティブな人と一緒にいればその思考があなたに影響を与えます。

だからあなたが幸せになれば、きっと周りの人にも幸せが伝染します。

あなたの幸せは自分だけの幸せではありません。

家族、友人、あるいは自分の気づかない人まで幸せにしていることを知るべきです。

行動して、年収アップさせて、人生の幸せを掴みませんか?

というわけで、今回は以上です。